黄金みどりギャバロン茶

静岡駅から静かな山間に向かって車を走らせること300キロのところに位置する静岡市葵区諸子沢。標高500メートル付近のこの場所で静かに育つ希少茶がこの黄金みどりです。
生産者である佐藤浩光氏によると、今を遡ること３０数年前、ごく普通の緑の茶園の中に、黄金色に突然変異をした1本の新芽があったとのことです。その芽は、陽に当たればあたるほど黄金色になる特徴を持ち、ひときわ凛とした存在に心奪われ、殖やしてみようと考えたのが始まりだそうです。もちろん最初は1本だけの新芽であり、茶園になるまでには相当な時間がかかりましたが、今ここにこうして世界中のお茶好きの方に紹介できるまでになりました。
この黄金みどりには通常の茶葉よりも多くのアミノ酸が含まれており、旨味が強いのが特徴的です。
この黄金みどりギャバロン茶は、摘取後すぐに真空密封され、数時間保管されます。この嫌気的環境の過程で茶葉中のグルタミン酸がGABAに変わり、袋から取り出した茶葉は釜煎り殺青されます。通常の煎茶よりも味わいが長続きするため、煎がききます。


産地:　静岡市葵区諸子沢
標高500m

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