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どう違う!?「新茶」と「一番茶」

SAZEN TEA の新茶

新茶が香る季節。SAZENでは、抹茶から煎茶まで、この時期にしか出会えない特別なブレンドをご用意しています。

4月末から7月にかけて、多彩な新茶がぞくぞくお目見え。私たちは毎年、全国の茶師たちが仕上げたばかりの茶葉をすべてテイスティングし、ひときわ香り高く、豊かな味わいをもつ最高品質の銘柄だけを厳選しています。

今年もSAZENが自信を持って選び抜いた、旬の香りを心ゆくまでお愉しみください。



今だけの旬を味わう 新茶コレクションはこちら



2026年新茶入荷スケジュール

煎茶: 4月末〜6月

玉露: 6月末〜7月中旬

抹茶: 6月末〜7月

高級銘柄のなかには、伝統的な合組(ブレンド)の時期に合わせ、秋口(9月・10月)に発売されるものもございます。 (例, 近江高級煎茶 茶樹玉露 千歳の誉).

※上記はあくまで目安です。その年の天候や茶葉の生育状況により、時期が前後する場合がございます。

 


新茶」と「一番茶」。この二つの言葉の違いをご存知でしょうか。

実は、日本以外のお茶生産国では、このように言葉を使い分けることはほとんどありません。日本独自の製茶文化が生んだ、非常に繊細な表現です。

では、一体「新茶」とは何を指し、「一番茶」とは何が違うのか。

ここでは、知っているようで知らない「お茶の言葉」の秘密を、少し紐解いてみましょう。

 

 長く深い冬の眠りから、日本の自然が息を吹き返す春。暖かな陽気に誘われるように、茶葉は収穫のときを迎えます。摘みたての葉は加工され、数種類の異なる種類のお茶へと姿を変えていきます。なかでも「新茶」は、その年、最も早く市場に届けられるお茶。日本茶において「新茶」と「一番茶」は、似て非なる、まったく別のジャンルです。

 

新茶

4月。立ち込める朝霧が大気をしっとりと包み込み始めると、霧の下で柔らかな陽光を浴びた茶の新芽には、冬の間に蓄えられた生命力が満ち溢れます。そして4月末、茶葉は収穫のときを迎え、待望の「初摘み」が始まります。

こうして届けられるその年最初のお茶が「新茶」です。新茶に使われるのは、摘みたてのなかでも最も柔らかく繊細な新芽だけ。収穫後すぐに、低温・短時間で優しく蒸し上げることで、雨上がりの瑞々しい森のような、青々とした香りと鮮度をそのまま封じ込めます。

今や新茶は絶大な人気を誇り、多くのお茶愛好家がこの時を心待ちにしています。いち早く届けたいという作り手の想いと、素材を活かす独特の製法。この二つが相まって、新茶特有の甘く爽やかな「若草のような味わい」が生まれるのです。

ただし、この特別なお茶を堪能できるのは、収穫からわずか1〜2ヶ月ほど。鮮度を究めた製法のため香りが失われるのも早く、半年も経てばその魅力は半減してしまいます。

大地から届いたばかりのエネルギー。その鮮烈な香りは、ぜひ瑞々しいうちにお愉しみください。

 

 

一番茶

新茶がその年ごとの個性を愉しむ「今季限定ブレンド」であるのに対し、一番茶は今年最初の茶葉で仕立てた「定番ブレンド(通年銘柄)」です。

一番茶において最も重要なのは、茶師が守り抜いてきたいつもの味わいを寸分違わず再現すること。たとえ天候が違っても、毎年同じ感動をお届けするために、茶師は熟練の技で合組(ブレンド)を調整します。時には、前年の茶葉を新しいブレンドに加えることも珍しくありません。

実は、多くの日本茶に収穫年が記されていないのは、このように一定の品質を保つ「合組」の文化が深く根付いているから。そのため、いつから新物に切り替わったのかをあえて公表しないことも、この世界の伝統の一つです。

また新茶は鮮度を優先して素早く仕上げられるのに対し、一番茶は時間をかけてじっくりと仕上げられます。かつては、摘みたての角が取れて味が馴染むのを待ち、秋の「壺切(つぼきり)」(9月〜11月)の時期まで門外不出とされてきました。今日では早く発売されることも増えましたが、最高級の茶葉は今でも「全国茶品評会」が終わる 9月頃まで、大切に守り抜かれます。

一番茶の発売時期

一番茶の用意ができる時期を見極めるのは、一筋縄ではいきません。他の農産物と同じく、茶葉の育ちは天候に大きく左右されますが、昨今の気候変動がそれに拍車をかけています。一般に、温暖な南部から順に、九州から摘み取りが始まります。逆に、滋賀の朝宮のように標高が高く、比較的北に位置する産地は、最も遅い収穫となります。 

茶園を覆うことで成長をあえて遅らせることはできても、早めることは現実的に不可能です。自然を急かすことなど、誰にもできないのです。

また、一番茶の発売時期はお茶の種類によっても千差万別。摘み取って数週間で店頭に並ぶものもあれば、熟成を経て秋にようやくお目見えするものもあります。

こうした一番茶を他と区別するために、独自の印を付けている茶問屋もあります。例えば「芳香園」では、その証として一番茶の全パッケージに金色のステッカーを貼っています。

 

宇治では、毎年五月初旬に行われる「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」がシーズンの幕開けを告げます。茶業界の重鎮から最高位の茶師までが一堂に会するこの行事は、茶摘みの公式な始まりを祝う場。初心者からプロまで、お茶を愛するすべての人々が楽しめる、非常に重要な行事となっています。


 

 

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